株式会社設立について
発起設立
会社を設立しようとする者を発起人といいます。発起人は株式を必ず引き受けなければなりません。そして、この発起人のみで株式の全部を引き受けて会社を設立する方法を発起設立といいます。発起人は1人でもよく、資本金も1円から設立可能です。
募集設立
募集設立とは発起設立と違い、発起人以外の者から出資を募集し、株主になってもらう設立方法です。株主になってくれる人がたくさん集まればそれだけ資金が集まり、大きな事業展開も可能になります。
ただ設立の登記申請の際に提出書類の一部として、発起設立では資本金を預け入れた金融機関の通帳のコピーを提出すればいいものが、募集設立の場合には金融機関で発行してもらう株式払込証明書を提出しなければなりません。費用も時間もかかりますし、金融機関ごとに手続方法も異なります。
設立費用例
・設立登記費用(資本金100万円の場合)・・・約30万円
・別途会社印の作成費用も必要になります。